校舎とその歴史

GLS語学学校のキャンパス内にある5つの建物はベルリンの歴史を反映しています。

一番古い建物は1867年に、一番新しい建物は第二次世界大戦後の廃墟の上に建てられました。

5つの建物は、時代をめぐり―ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世統治時代からヒトラーの統治下、さらにその後の共産主義の東ドイツ政権下まで― 時代を超えていつの時代でも"学校"として利用されてきました。

2005年、GLS語学学校がこの建物をベルリン市から譲り受けた後、修復、改築し、宿泊施設を完備した語学学校を開校しました。

     1871

1871年、ビスマルクが現在のドイツの起源となるドイツ帝国を築きました。GLSの最も古い建物は、その4年前の1867年、学校として建てられたものです。現在は2棟あるゲストハウスの1棟となっており、昔の教室は今でも宿泊施設として利用できます。

     1918

1918年、第一次世界大戦が終結しました。第二次世界大戦と異なり、第一次世界大戦での戦場は最前線だけだったので、都市部での生活は難なく続きました。カスタ二エンアレーに建っていた古いレンガ造りの建物も破壊されることなく、そのまま学校として使われ続けたのです。

     1933

1933年にヒトラーが選挙で当選し、ベルリンは統治下に治められました。”黄金の20年代”が幕を閉じ、建築においてもナチス時代によく見られるような、厳格、巨大、かつ壮大な様式が好まれるようになりました。現在GLS語学学校の事務所となっている3号館の建物はその時代の様式のものです。

     1945

1945年、戦時中、周辺の住居がいくつか爆破され、校舎の地下は防空壕になっていました。(当時の地下防空壕は現在もそのまま残っています:写真右) しかし、学校の校舎そのものは破壊を免れ、そのまま学校として存在し続けました。

     1949

第二次世界大戦の4年後、1949年東ドイツが建国され、共産党政権がおかれました。学校の校舎も政府の所有物となりました。戦後建てられた建物は全て、上の写真に見られるように、以前とは全く異なり、簡素で機能的な様式の建物です。(写真右:現在の校舎の一部)

     1961

1961年、ベルリンの壁が建設された1961年、学校内にも東ドイツ(DDR)様式の実用的建築物が建てられました。カフェテリアの一部も、当時のバウハウスのスタイルに倣った建物です。(写真右:現在のラウンジ): 「形態は機能に従う(Forom follow function)」は、バウハウスの概念です。

     1990

1990年、東西ドイツの統一が実現しました。その14年後の2004年、校舎を使っていた公立小学校が生徒不足のために閉校され、空になった校舎はギャラリーのオーナーWolfgang Krause が若手アーティストを招き、現代芸術エキジビション"Leerstelle” を催しました。その後2005年、1983年からベルリンのシューネベルグ(Schoeneberg)で開講していたGLS語学学校がその建物を譲り受け、校舎をカスタニエンアレー(Kastanienallee)へ移し、現在に至っています。

Berlin history

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